犬飼美也妃さんのワークショップ
「キラキラてぶくろ~大好きのキモチ~」は、大好きなキモチを手袋に込める参加・体験コーナー。やってみると大人も子供もピュアなキモチが湧き上がってくる感覚を隠すことができなくなります。
山野裕亮さんの作品
「spirit」は、大理石で作られているにもかかわらず、光を通すくらいの薄さまで削られています。触ってみると石の重厚さよりも脆さを感じてしまうほど、やわらかい感覚が手のひらに伝わってくるのです。
池上純子さんの作品
「かけて@@つなげてRuN RuN」は、糸で蜘蛛の巣を作り本堂に張り巡らせています。ここまで大きいと蜘蛛の巣が簡単そうで難しい形をしてることが分かると同時に、自由自在に張り巡らされている様で計算されて展示している技術も目を見張ります。
井上信太さんの作品
「音魂の考察1」は、誰もが鳴らしてみたくなる「りん」を約200個並べています。一つ一つ音が違っていて、仏具としてではなく楽器として使用する事で「りん」の持つ音色が、インドネシアのガムランの様な伝統的な音楽を作り出していることに気づくのです。
そして知ってる人は知っている井上信太さんのモノクロームでできた動物の様な物体。お寺の雰囲気にマッチしていて、違和感がまったくないのは不思議。
私こと、川本哲慎と後藤實久さんとのワークショップ
「わたしは宇宙のへそである」は、石になりきるために、目を閉じ瞑想し、石になった時に見えた風景や色を、石に絵の具で塗っていく参加・体験コーナー。石が宝石の様に綺麗に光りだすと宝物に変るのです。
さてさて、今日も終わりの時間が近づいてきました。境内では子供達が後藤さんにつられて「インディアンダンス」をしています。毎日の様に子供達が来ては、いろんなアートと遊びを体験して帰っていきます。
その風景こそが、私の見たかった景色かもしれません。
(レポby kawamoto)