m-fat (モファ) More Field Art Team !

おてらハプン!2日目スタート!

おてらハプン!2日目です。
まずは昨日から続いているワークショプの紹介。

本堂の縁側でやっていたのが、
辻村耕司さんのワークショップ「石を建てる」。

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小さな石をグリューガンでくっつけながら、石のオブジェを作ります。

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小さなフィギュアを置くと、また世界観が広がります!撮影スポットで、記念写真。
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そして、出川晋さんの superPLAYroom はどうなっているでしょう??

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大人も子どもも協力しながら、今閃いたばかりのアイディアを、どんどん形にして行きます。ひゃ〜〜。変なのができてる〜。
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みんなの想像力の部屋!
ひとりひとりがプレイヤーだという出川さん。
その通り、来場者ひとりひとりの自由なアイディアが空間いっぱいに広がっています!
すごい!!!
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外は外で、盛り上がっています。だいたい2時間に1回くらいの頻度で始まる、m-fatを代表して犬飼美也妃率いる「廃材ちんどん」。おてらハプン!ではおなじみのプログラムです。

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今年はいつものテーマソング「モファの歌」の他に、新曲があったり、懐かしいナンバー(「やすられさん」’11,5リリース)もあったり、いろいろ楽しみました。
こちらは、廃材楽器を作るワークショップ。
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(Photo by Miyaki Inukai)
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(Photo by Miyaki Inukai)
作ってすぐにみんなで演奏〜〜。今年のスペシャルゲスト、リコーダー奏者の迫田浩一さん、そして今年何でも挑戦の山本彩織さんは、オリジナル衣装で歌舞いてジャンベ!みんなでセッション。鳴らせならせ〜。
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実は、今年は、出川さんのsuperPLAYroomの正面にいるピンクのくまちゃん(通称モファちゃん)が、この音を録音し、ちんどんをやっていない時も、ずっとモファの歌が会場に流れていました。モファちゃんが踊りながら歌を歌っていた様子や、ちんどんの動画はFacebookページに載っています。チェックしてみてください!
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(photo by Miyaki Inukai)
こうして盛り上がる境内の片隅、いつもの場所。
六地蔵の前では、今年も川本哲慎さんの「宇宙の石ころ」。
おてらハプン!の大人気プログラムです。
心を落ち着かせて、石をひとつ選んだら、川本さんのお導きのままに、目を閉じて、心に浮かんだ風景を描きます。みんなの心の風景。最近は、染め用の不思議な光沢のある絵の具を使ったりして、本当に、宝石のような石が出来上がります!
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すでに今年も、いっぱいお供えされていますね!!!!

さぁ。2日のワークショップは、まだまだあります。次は地蔵堂を覗いてみましょう〜♪

※表記のあるもの以外は 写真撮影 辻村耕司





# by open-art | 2017-06-19 23:13 | 第10回おてらハプン!

展示作品の紹介 古民家会場編

古民家会場に入るとすぐ目につくのが、この2点の絵画作品。
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左が山本彩織さんの「上昇」(キャンバスにペイントカラー)。
右が疋田ゆかりさんの「私が染みた日」(日本画)
山本さんも疋田さんも今回の出展で、いろんな表現に挑戦しています。
山本さんの気持ちの良い上昇感は、この部屋の空気をふわっと上げていてくれたように思います。打ち合わせや下見の際に、彼女は「おてらハプン!のこの場に起こるエネルギー」の話をしていましたが、今回いろんな表現で、そのエネルギーを視覚化してくれているように思います。
疋田さんの作品は3年前のおてらハプン!で行われた「私が染みた日」というワークショップで、来場者さんが綺麗な色水を染み込ませていった画面をベースに描いています。
いわば、おてらハプン!来場者さんと疋田さんのコラボレーション作品です。
色々で別々人生の人がこの場所で交差した瞬間の中に存在する自分自身の絵でしょうか。
皮膚に染み込ませようとしている彼女は、今年は実際に、たくさんのハグをしましたね。

そして、奥の部屋へ
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こちらは、川本哲慎のインスタレーション「雨宿り」
ポツポツと雨だれの音が聞こえてきそうな、詩的な空間。

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はじめは、このオブジェが目に入ってきますが、次第に、壁や、天井に、たくさんの雨だれがあることに気づきます。ゆっくりこの空間で浸ることができた来場者さんはいるかなぁ。賑やかな昼間より、人がいなくなった後の夕暮れに、とても静かな詩が響いているような作品でした。

そして、さらにその奥に行くと、
犬飼美也妃の「ドローイング」(MBM紙にマット水彩、クレヨン)の部屋。
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ここはこの古民家の「背戸(せど)」という、川の水を引いてきて野菜などを洗う洗い場だった場所です。
ずっと"感情の宿る身体"を掘り起こすように、自分のパフォーマンスの写真見ながら感情の形を探りました。

そして、二階へ登ると、東光寺住職、川本哲斉さんの作品の数々。
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陶芸、大津絵、日本画、ジオラマ。そして、棚までも手づくり!
陶芸に至っては、器、壺、灯鉢、仏像、など、ありとあらゆるものが所狭しと並んでいます。こういうところからも、この10年、私たちに快く場所を提供してくださった、住職さんの芸術文化を愛する心が感じとれます。

これらの展示作品は、会期中いつ来ても見ることがでるものでした。

※写真撮影 辻村耕司





# by open-art | 2017-06-19 15:19 | 第10回おてらハプン!

展示作品の紹介 境内編

おてらハプン!では、日々変わるコミュニケーション型の作品や、ワークショップ、ライブでお届けするパフォーマンスや音楽演奏の他に、いつ来ても観れる展示作品もあります。
そんな、展示作品をご紹介します。

境内の松の木の下に展示されていたのが
山本彩織さんの「湧き上がる空間」。
インスタレーション作品です。

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(photo by Saori Yamamoto)

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なんとも言えない浮遊感。そこだけ特別な磁場が出現したような、静かに湧き上がる空間。
会期中も、この不思議な空間に見入る人や、好奇心いっぱいに入って行く子ども(苦笑)も多かったですが、圧倒的に、来場者がいなくなった夕暮れに、その不思議な空気感を放っていた作品です。
ハプン!のカオスなごちゃ混ぜの空気も好きだけど、作品を静かに境内で鑑賞したい気持ちもあるという、二つの気持ちのジレンマに、悩み続けた10年間でした。

そしてこちらは、三原美奈子さんの「パッケージイグルー(中身版)」のインスタレーションです。
時間によって、いろんなところに出現する、巨大牛乳パック。
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このお墓の中にある風景が一番インパクトあったなぁ。
おてらハプン!会期中も、もちろん東光寺は地域のお寺として機能しています。
特にゴールデンウィーク。御墓参りに来られる檀家さんのご迷惑にならないように、お墓では、パフォーマンス等の、一時的な使用しかできません。ということで、常設はできませんでしたが、境内や色んな所に移動し、時には中にも入れたり、本堂に置いたら、巨大な骨壷に見えたり、ひとつの作品がこんなに豊かに、みんなの日常を揺さぶったのは、ハプン!ならではだったのかも。
このあと紹介して行く、ライブなどの背景にちょくちょく現れるので、この時はここか!と、お楽しみください。


因みに、誰もがかぶって動ける牛乳パック帽があったのをご存知ですか?
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(Photo by Minako Mihara)
「牛乳パックの中から空が見たい」という発想から始まったこの作品。
観れた方、どれくらいいたかな〜?

そして、藤棚の下に広がっていたのは、辻村耕司さんのインスタレーション
「生きている瓦」。
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滋賀県には、生き物の形をした瓦あがたくさんあるそうです。そんなたくさんの記録写真を撮っている辻村さんが、その生き物の瓦の写真を立体的に東光寺の池の周りに展示しました。新たな生態系の出現です!!! 本当に、いろいろな形の瓦があってびっくりです。
そして、東光寺の本堂のてっぺんには、天女さまがいらっしゃいます。スタッフが近くにいるときはご案内しておりますが、みなさん見ることができたかな?

さて、お次は古民家会場の方へ、、と歩き出したところに、今年は、10回を記念して、今までの、チラシやポスター、モファしんぶん、などを展示していました。

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チラシの歴史は、私たちのアートコンセプトをしっかり盛り込んだ、実験の歴史!
モファしんぶんは会期中に起きたいろんな事をぎゅっと4ページにまとめた読み応え抜群のハプニングの歴史!リピーターの来場者さんたちも、初めての来場者さんも、足を止めて見てくれていました。

さぁ。古民家会場へGo!→

(※表記のないものはすべて 写真撮影 辻村耕司)




# by open-art | 2017-06-19 12:55 | 第10回おてらハプン!

初日のダンス公演 「踊らせてください!」

楽しい生前葬の結末が分からないという恐怖を孕んだまま、次の山本彩織さんのダンス公演がスタートします。
おてらハプン!では、いつも、様々なアーティストが作り出す空気が干渉しあい、不思議な感情を体験してゆきます。

山本彩織さんは、3年前から関わっているおてらハプン!に対する熱い思いを語り、

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(Photo by Miyaki)
「いつもここで感じてきたエネルギーをその渦の中で表現したい。踊らせてください。」と言って始めました。
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(Photo by Miyaki)

薄い布を被り、肌や身体そのものを通して、場所と交信しているような、ひとつひとつのエネルギーの流れを丁寧に確認するようなゆっくりなリズムから、次第に激しく、情熱的になって行きます。

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(Photo by Miyaki)

彼女のダンスのルーツはアフリカンダンスです。独自の即興表現とアフリカンのリズムが融合し、プリミティブで湧き上がるようなエネルギーを見ているだけで感じます。
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途中から、観客の手拍子やちんどん用に用意していた手作り打楽器も加わり、リズムはどんどん激しくなります。
まさに、冒頭で言っていた、エネルギーの渦の出現!!!会場は、大盛り上がりで、初日のパフォーマンスタイムを終えました。

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そして、興奮冷めやらぬ余韻の中、疋田さんが棺から出てきた!無事産まれ還ったようです。
これもまた、会場の、エネルギーが生命の循環を促進させたのでしょうか!
お寺という場所であることも影響するのか、なんだか、大切な今に対してやり残していることはないだろうかと考えたり、今を生きるエネルギーを感じるふたつの作品でした。

今年のハプンは、第10回目にして、最終回でもあり、それぞれのアーティストが、ここでやり残したことに渾身の思いを込めて表現していました。パワーあったなぁ。

※表記のあるもの以外写真撮影 辻村耕司




# by open-art | 2017-06-17 01:29 | 第10回おてらハプン!

初日のパフォーマンス公演 「楽しい生前葬」

パフォーマンスアートとは、主に現代美術の表現ジャンルのひとつです。
ものすごく簡単に説明すると、空間に何かを配置することで表現するインスタレーション、
立体を作る彫刻作品、平面に絵を描く絵画、といろんな表現方法がある中で、
行為を使った表現を指します。
特定の人物を演じたり架空の設定を作るのではなく、今、この場所で、ここにいる観客との関係性の中で、自分自身を使って表現します。

この辺りでは、中々生で見ることが貴重なパフォーマンスアートを、おてらハプン!では、毎年紹介してきました。
そして、ここで初めて見て、パフォーマンスアートを始めたという人も何人かいます。

その中のひとりでもある 疋田ゆかりさん。
第4回から参加の彼女は参加当初は「日本画を描いています。」との自己紹介でしたが、今やすっかりパフォーマンスアーティストです。

今回初日に「楽しい生前葬」というパフォーマンスをしました。
なんと本物の棺を用意し、今の時点で、やり残していることをやってゆくという、生前葬を行いました。

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アートワークショップをやった時の、ワクワクした楽しい気持ちで送ってほしい。ということで、お花ではなく、みんなで好きな色の色水を持ち、棺をカラフルにしていきます。
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そして、人との距離を詰めるのが苦手だったと話し、憧れていたハグをいっぱいしたいということで、色水を添えた人から順にハグをしてゆきます。
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(Photo by Miyaki )そしてなんと!!!最後は、ウェディングドレスをまだ着てない!と、花嫁さんのヴェールをまとい!!!
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棺の中へ!!!!!
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(Photo by Miyaki )

タイマーをかけた携帯を置き、すっぽりと中へ入ってしまいました。

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(Photo by Miyaki )

しばらくして、みんなが見守る静けさの中、携帯のアラームがなります。何度もなるけど、出てきません。少し恐怖を感じる数分間。そして、出てこないまま、次の山本彩織さんのパフォーマンスが始まります。

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※表記のあるもの以外、写真撮影 辻村耕司

続く→






# by open-art | 2017-06-17 00:32 | 第10回おてらハプン!

滋賀県守山市を中心に「やまもりハプン」や「おてらハプン!」などのアートイベントを企画する芸術家集団。HPはhttp://m-fat.org/
by モファ
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